そもそもヨガってどんな運動?
あなたは、ヨガにどんなイメージを持っていますか?
「体が硬い人はできない運動」
「なんだか難しそう……」
「苦しそう」
というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか?
ヨガというのは、もともと古代インドの修行僧が修行の一環として行っていたものです。
自分の心と体に目を向けて、無理のない範囲で集中してポーズを作ったり瞑想したりすることで、心と体を鍛えるのがヨガの基本とされています。
現代では古代ヨガから様々なスタイルのヨガが派生しており、筋トレ要素の強いヨガやリラックス要素の強いヨガなど様々なヨガがあります。
体が硬い人は、最初の内は上手にポーズを作ることができないかもしれませんが、レッスンを続けていくことでしなやかな筋肉が身に付き、徐々に体の柔軟性もアップしていくんですよ。
ダイエットにも良いって本当?
「ヨガはダイエットにも良い」という話が聞いたことがある人はいるでしょうか?
ジョギングやエアロビクスに比べてゆったりとした動きなのにダイエットに良いと言われると、少し疑いたくなってしまいますよね。
ヨガがダイエットに良いとされるのにはきちんとした理由があります。
ヨガは深い呼吸を意識して行うエクササイズです。そのため、体の隅々にまで酸素が行き届き、血行が良くなります。
血行が良くなると代謝がアップし、脂肪の燃焼が促されるので、ダイエットに効果的なのです。
また、健康的にダイエットを進めていくには脂肪を燃焼させるだけでなく、適度に筋肉も付けなければなりません。
その点ヨガは続けることでしなやかな筋肉が身に付くため、徐々に痩せやすく太りにくい体質へと変化していくのです。
ヨガに必要な5つの道具
それでは、ヨガを始めるにあたって必要な5つの道具をご紹介しましょう。
もちろん自宅の床でも行うことはできますが、せっかくなら専用の道具をそろえたほうがモチベーションもアップしますよ。
ヨガウェア
まず、ヨガを行う時はゆったりとした動きやすい服装で行いましょう。
ヨガは意外とおなか周りを動かしますので、ウエスト回りがきつくない服装が理想です。
ヨガを始めるのであれば、上はTシャツでも構いませんが、下はヨガ用の「ヨガパンツ」を着用すると良いですよ。
こちらの「ヨガパンツ」は伸縮性抜群の柔らかい生地でできており、レーヨン100%なので汗をかいてもサラッとしています。
ヨガマット
ヨガをする上で必ず持っておきたいのが「ヨガマット」です。一口にヨガマットといっても、厚みが色々あるので自分に合った厚みのものを購入しましょう。
持ち運びやすさを考えるなら4mmの厚さのものがおすすめです。
上に乗った時、床の硬さを感じるのであれば厚さが6mmのものを購入すると良いでしょう。
厚さが10mmを超えるものは重たくて持ち運びには適しません。
ヨガラグ
1時間もヨガをすると、意外と汗をかきます。ヨガマットの上が汗で濡れていると危ないので、こまめに汗を拭くようにしましょう。
とはいっても、集中してヨガに取り組んでいると、なかなかまめに汗を拭くのは難しいですよね?
そんな時におすすめしたいのが「ヨガラグ」です。一見バスタオルのようにも見えますが、ヨガラグの裏には滑り止めが付いていて、上でポーズを取ってもヨガラグがずれないようになっています。
ヨガマットの上にヨガラグを敷けば、ヨガラグが汗を吸収してくれるので、より集中してヨガに取り組むことができますよ。
ヨガブロック
体が硬い人におすすめしたいのが「ヨガブロック」です。ポーズを作る際の補助として使います。
単なる四角いブロックですが、ヨガブロックがあるのと無いのではポーズの作りやすさが違います。
ヨガブロックにも様々な種類や大きさがあるので、自分好みのヨガブロックを探してみましょう。
ヨガベルト
「体が硬くて、つま先まで手が届かない」
「手を使うとどうしても膝が曲がってしまう」
そんなときは「ヨガベルト」を使ってみましょう。
ヨガベルトを使用することで、難しいポーズを作りやすくなったり、正しい姿勢でポーズを作ることができるようになったりします。
ヨガの基本は「無理をしないこと」です。
無理に自分の力だけで難しいポーズを作ろうとすると、思わぬケガをしてしまうこともあるので、ヨガベルトのような補助具は積極的に使うようにしましょう。
道具をそろえてヨガダイエットを始めよう!
「ヨガってなんだか難しそう。自分にもできるか不安……」という人は、まずは道具をそろえることから始めてみてはいかがでしょうか?
道具をそろえることでモチベーションが高まることもあります。
ヨガは、自分のペースで無理なく行える有酸素運動です。
ぜひ上手にダイエットに取り入れましょう。