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健康的に太るイメージ

太りたいのに太れない!どうすれば健康的に太れるの?そのポイントを徹底解剖

世の中の人の多くは「今よりもう少し痩せたい」という悩みを抱えてダイエットに励んでいますが、中には「もう少し太りたい」「もうちょっとがっしりした体型になりたい」という悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
ただ体脂肪を増やすのは割と簡単にできることですが、それでは体調を崩してしまいます。
どうせ太るなら、健康的にかっこよく太りたいですよね?
この記事では、太りたい人が健康的に太るためのポイントをわかりやすく解説します。

太りたいのに太れない!

太れないイメージ

「いくら食べても太れない」
「そんなに運動しているわけではないのに、体重が増えない」
「体にボリュームが無くて、オシャレが楽しめない」

昨今、体型の悩みと言えば「太ってしまってなかなか痩せない」というのがほとんどですが、中には「太りたくても太れない」というコンプレックスを抱えている人もいますよね。

いくら食べても、いくら運動をセーブしても、思うように太れないというのは、「痩せたい!」と思っている人からすればぜいたくな悩みかもしれませんが、本人にとっては深刻な悩みです。

「太れない」のもコンプレックスになる

太りたいけど太れないので太れる食べ物教えてくれる人いたら教えてください

引用:https://twitter.com/Nanachi0619/status/1049346070260539394

太りたいのに
あばら骨浮き出たままで
手足は棒で、気持ち悪いし
何より疲れやすすぎて
日常生活が困難
どんなに食べても太れないから
多分臓器足りてない

引用:https://twitter.com/shironatyu_sf2/status/1022817844084404225

Twitterを見てみると、太れないことにコンプレックスを感じている人が多いことに驚かされます。

中にはひたすら高カロリーなものを、半ば無理やり食べている人もいるようです。

もちろん、病気のために食事が思うように食べられず、どんどん痩せていってしまったという人もいます。

外見のコンプレックスは、他人が何と言おうと自分にとっては本当に深刻な悩みですよね。

他人がどう言おうが、自分が少しでもコンプレックスに感じるのであれば、それは立派な悩みです。

中には「自分は体質だから太れないのは仕方がない」と思う人もいるかもしれませんが、太りたくても太れない原因を知って、原因に合わせたアプローチをすれば、徐々に体重を増やすこともできます。

ここで注意したいのが、「肥満になることと体重を増やすことは全くの別物」ということです。

体重を増やす方法を検索すると

  • ・とにかく高カロリーな食べ物をたくさん食べる
  • ・脂質と糖質をたくさん摂る

といった方法がヒットすることがあります。

確かに高カロリーなものをたくさん食べれば、あっという間に太ることができるでしょう。

しかし、一気に体重が増えた場合、体に大きな負担がかかっていることも珍しくありません。

そのまま無理に体重を増やすと、体を壊してしまったり、今度は太りすぎてしまったりするので、体重を増やすときは健康的に・少しずつ増やすことが重要です。

太りたくても太れない原因

原因のイメージ

では、どうして太りたくても太れないのでしょうか?

考えられる主な原因は4つです。詳しく見ていきましょう。

胃腸の調子が悪いから

まず第一に考えられる理由が、胃腸の不調です。

胃腸の調子が悪くなると、食べ物から十分な栄養やエネルギーを摂取することができなくなります。

すると、体が常にエネルギー不足の状態になって、体内に蓄えられている脂肪や筋肉をエネルギーに変えてどうにかしようとするため、体脂肪量も筋肉量も減ってしまうのです。

普段胃もたれを起こしやすい人や便秘になりやすい人は、胃腸が弱っている傾向にあります。

暴飲暴食を避けて胃腸を労わり、必要に応じて内科や胃腸科を受診して、胃腸の調子を整えてください。

体質的・気質的なもの

小さいころからいくら食べても太らないという人は、体質的・気質的に太りにくいのかもしれません。

両親や兄弟もたくさん食べるのに痩せているという人は、太りにくい体質であることが珍しくありません。

また、細かいことに気が付く神経質な人や繊細な人は、小さなことが大きなストレスになり、ストレスから食欲が失せてしまいがちです。

結果として食べる量が少なくなるため、そうでない人に比べて太りにくくなると考えられます。

運動をしすぎているから

「太りたくても太れない」という人の中には、体を動かしすぎている人もいます。

あなたは、日常生活の中でどれくらい体を動かしていますか?

特に肉体労働など体を酷使する仕事をしている人は、食べた以上にエネルギーを消費しているため、いくら食べても体重が増えない場合があります。

私たちの体重は、食べ物から摂取したエネルギーと運動などで消費したエネルギーのバランスで決まります。

摂取エネルギー>消費エネルギーの状態が続けば太りますし、摂取エネルギー<消費エネルギーの状態が続けば痩せるのです。

太りたくても太れない場合、このエネルギーのバランスが「摂取エネルギー<消費エネルギー」の状態が続いていると考えられます。

一度活動量計や万歩計などを付けて、1日の消費カロリーをチェックするとともに、食事を記録して摂取カロリーも計算してみましょう。

食事の量が少なすぎるから

1人で何人前もの食事を平らげる人がいる一方で、少し食べただけでおなかがいっぱいになってしまう小食な人もいますよね。

当然運動量に対して食事の量が少なすぎれば、体重は減っていく一方です。

1回の食事で食べられる量が少ない人は、食事の回数を増やしたり、間食を上手に活用して体に必要なエネルギーを摂取するようにしてみましょう。

“健康的に太る”ためにはどうすれば良いの?

健康的に太るイメージ

太れない原因を知って、原因に合わせたアプローチをすれば、少しずつ健康的に体重を増やしていくことは可能です。

健康的に太ることは、肥満とイコールではありません。

肥満になると、高血圧や動脈硬化、糖尿病など生活習慣病のリスクが高くなります。簡単に言えば「悪い太り方」です。

一方、健康的な太り方は、体に必要な骨・筋肉・体脂肪のバランスが良く、体の不調も少ない良い太り方といえます。

体重を増やすときは、良い太り方で健康的に太ることを目標にしましょう。

では、健康的に太るにはどうすれば良いのでしょうか?

健康的に太るためのポイントは3つです。

脂肪と筋肉を増やそう

太りたくても太れない人の多くは、脂肪はもちろん筋肉も少ない傾向にあります。

太りたいと思うのであれば、筋肉脂肪をバランスよく増やすようにしましょう。

脂肪=悪者と考える人も少なくありませんが、私たちの体にとってある程度の体脂肪は必要不可欠なものです。

内臓脂肪の付きすぎは病気のリスクを高めるので褒められたものではありませんが、程よく皮下脂肪を付けることは寒さや外からの圧力に対する抵抗力を高めることにもつながります。

食生活を見直そう

太りたくても太れない人がまず真っ先に行うべきは、食生活の見直しです。

食事の量が少なすぎたり、食事のバランスが偏ったりしている人は、意識して食事の量を増やしたり、食事のバランスを見直したりしましょう。

献立に悩んだ時は、栄養バランスを整えやすい和定食がおすすめです。

食べるときはよく噛んで、じっくり時間をかけて食べるようにすると胃腸への負担を和らげることができます。

食べ始めてすぐにおなかがいっぱいになってしまう人は、食事のはじめに温かい汁ものを少し口にするようにしましょう。

温かい汁ものを少しおなかに入れることで胃腸の働きが活発になり、食欲が増します。

適度な運動を行おう

健康的に太るには、脂肪だけでなく筋肉も増やす必要があります。そのために欠かせないのが適度な運動です。

運動というとジョギングやウォーキングといった有酸素運動を思い浮かべる人が多いですが、体重を増やしたいのであれば有酸素運動ではなく、筋トレのような無酸素運動を中心に行いましょう。

筋トレは、ジムのマシンを使わなくても自宅で手軽に行うことができます。

まずは太ももや腹筋、背筋といった大きな筋肉から鍛え始めるのがおすすめです。

健康的に体重を増やして脱コンプレックス!

健康的に体重を増やすことは、病気やケガのリスクを低下させることにもつながります。

「太りたくても太れないのは体質のせいだ……」とあきらめることなく、まずは太れない原因を知って、原因ごとに違う角度からアプローチするようにしましょう。

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