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我慢をしないダイエット!?ブックスダイエットの基礎知識と注意点

あなたは、ダイエットと聞いたとき、どんな言葉を思い浮かべますか?
「我慢」や「辛抱」「カロリー制限」「努力の継続」などつらく苦しい言葉ばかり思い浮かんでしまうという人も多いのではないでしょうか。

確かにダイエットを成功させるためには、ある程度の努力が必要です。
しかし、ゴールの見えない状態で努力を続けるのは容易ではありませんよね。
好きな食べ物を我慢したり、おなかいっぱい食べられないというのはとてもストレスが溜まります。

そこでオススメしたいのが「ブックスダイエット」です。

ブックスダイエットなら、我慢や辛抱を最小限に抑えて、美味しい食事を楽しみながら無理なくダイエットを行うことができるんですよ。

この記事では、ブックスダイエットの基礎知識と注意点をお伝えします。

ブックスダイエットってどんなダイエット?

どんなダイエット法なのかのイメージ

「ブックスダイエット」というダイエット法を聞いたことはありますか?

「ブックスダイエット」とは、カロリーや運動ではなく「脳の疲労」に注目して提唱されたダイエット方法です。

ダイエット中は、ハードな食事制限や慣れない運動などで、どうしてもストレスが溜まります。

すると、体のあちらこちらの調子が悪くなってしまうのです。

中でも最もストレスの影響を受けやすい臓器がです。強いストレスを感じる状態が続くと、脳はどんどん疲れてきます。

脳の疲れ=脳疲労は放っておくと不眠や便秘、義務食(食べたくないのに無理やり食べる)・過食といった症状が出てくるので、できるだけ早くケアするようにしましょう。

でも、脳の疲れをケアするといっても、脳をマッサージしたりすることは不可能ですし、どうすれば良いのかわかりませんよね?

そこで登場するのが「BOOCS(ブックス)法」という脳疲労を解消する方法です。

BOOCSの二原理三原則

BOOCS法では、次の二原理三原則をもとに脳の疲れを取っていきます。

BOOCSの二原理

1.禁止・禁止の原理

BOOCSでは禁止することを禁止します。
自分で何かを禁止したり抑制したりすることをできるだけ避けます。

2.快の原理

BOOCSでは自分にとって心地よいことを積極的に実行します。

BOOCSの三原則

  1. 1.たとえ健康に良いことでも、嫌なことは無理にしない
  2. 2.たとえ健康に悪いことでも、無理に止めることはしない
  3. 3.健康に良くて、自分が好きだと思えることを1つでも良いから始める

ポイントは「1日1快食」

ブックスダイエットでは、「BOOCSの二原理三原則」に従って、できるだけ我慢や辛抱をしないダイエットを行います。

大きなポイントは「1日1快食」です。

ダイエットというと「カロリー制限をしなきゃ」「甘いものや揚げ物は我慢しなきゃ」と「あれはダメ」「これはダメ」と無意識に自分の中で禁止リストを作ってしまいがちです。

しかしブックスダイエットでは、敢えて禁止を作ることをせず、1日1回は甘いものでも揚げ物でも自分の好きなものをおなかいっぱい満足するまで食べる「1日1快食」という方法を取り入れ、できるだけストレスを少なくしてダイエットを行います。

1日1回でも「好きなものが食べられる」「食べたいだけ食べられる」というのは、食事をすることが好きな人にとってとても嬉しいことですよね。

ブックスダイエットのポイント

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それではブックスダイエットを行う際のポイントをご紹介しましょう。

1日1快食を心がける

ブックスダイエットでは、1日1回好きなものを好きなだけ、思う存分食べることができます。

食事は1日1快食を心がけましょう。

他の2食は内容や量を意識して、少しヘルシーなものに変えるのがポイントです。

考え方を変えてみる

「1日1快食」と聞いて、あなたは「1日に1回しか好きなものをおなかいっぱい食べられないのか……」と残念に感じたりしませんでしたか?

まずはその考え方をちょっとだけ変えてみましょう。

「1日に1回しか満足に食べられない」と考えるのではなく、「1日に1回なら何をどれだけ食べても良い!」とポジティブに考えてみてください。

好きなものを思う存分食べられる食事の時間が楽しみになるはずです。

健康に良いことは積極的に取り入れる

ブックスダイエットを始めたら、健康に良いことは積極的に取り入れましょう。ただし、自分が「良いな」「楽しいな」と思えるものに限って、です。

毎日の散歩でも、食後にフルーツやヨーグルトを食べることでも、サプリメントを飲むことでも何でも構いません。

まずは1つで構わないので、健康に良いことを実行してみてください。

無理に習慣を変えない

「どうしても揚げ物がやめられない」
「甘いものを食べないとイライラしてしまう」

ダイエットを行う人の中には、こんな悩みを抱えている人もいるかと思います。

「やめられない習慣は無理に止めない」のがブックスダイエットの原則です。どうしてもやめられないのであれば、無理に止めることはせず、そのまま続けてみましょう。

脳の疲れが取れてくると、徐々に健康に悪い習慣を止めやすくなってきます。

まずは無理に我慢したり禁止したりせず、しばらく様子を見ながらその習慣を継続してみましょう。

ブックスダイエットのやり方

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それでは具体的なブックスダイエットのやり方をご紹介しましょう。

1日1快食のおすすめのタイミングは、夕食です。一日仕事や家事を頑張ったご褒美に、食べたいものを思いきり食べてください。

そのためには朝食・昼食で体と心の準備を整えておく必要があるので、そのポイントを解説します。

朝食

朝食は、胃腸の働きが活発ではないので、胃腸に負担がかかりにくい水分を中心に摂りましょう。

フルーツジュースやスープ、緑茶や具無しの味噌汁などで充分です。

朝食に黒糖を少し取り入れるようにすると、体に必要なミネラルや糖分が補えるのでおすすめです。

昼食

昼食は、夕食までのつなぎと考えて軽めに済ませましょう。
おにぎりや麺類などを、「少し物足りないな」と感じる程度に食べてください。

この時、夕食のことをいろいろ考えてみるのがおすすめです。
あれが食べたいな、これが食べたいな、ちょっと外食に行ってみようかな……など夕食に対する期待を高めてください。

間食

ブックスダイエットを始めたばかりの内は、昼食と夕食の間おなかが空いて仕方がないという人も少なくありません。

そんな時は、無理に我慢をせず間食をしましょう。

黒砂糖やりんごなどを食べるのがおすすめです。
もちろん、黒砂糖やりんごで物足りないのであれば、パンやケーキを食べても良いでしょう。

脳の疲れが取れてくると、徐々に間食を食べなくても夕食まで過ごせるようになります。

夕食

夕食は、自分の好きなものを好きなだけ食べてください。
カロリーや栄養のことなどは考えなくて構いません。

一汁三菜の伝統的な日本食が理想ですが、慣れないうちはステーキでもハンバーグでも好きなものを食べましょう。

大切なのは、自分が満ち足りた気持ちになることです。

「大満足!」と思えるまでしっかり食べましょう。

我慢をしないダイエットで無理なくスリムに!

ブックスダイエットは、従来のダイエットと違って「脳の疲れ」に着目したダイエット方法です。

一般的なダイエットに比べて我慢や辛抱をせずに済むので、食べることが好きな人や我慢や辛抱が嫌いな人でも取り組みやすいのではないでしょうか。

無理な我慢や辛抱をしないからこそ、ブックスダイエットはリバウンドする人が少ないダイエットでもあります。

ぜひこの機会に、我慢をしないで無理なくスリムになれるブックスダイエットに挑戦してみましょう!

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