食べ過ぎちゃった……そんな時でもあきらめないで
飲み会シーズンに突入すると、どうしても断れない飲み会や仕事の付き合いが増えて、食べ過ぎることも多くなりますよね。
普段頑張って節制している分、お酒の席ではつい羽目を外して食べ過ぎてしまうという話もよく聞きます。
その時は「たくさん食べて飲んで、楽しかった!」とご機嫌かもしれませんが、翌朝体重計に乗って「飲み会に行かなければよかった……」と後悔する人は決して少なくありません。
当たり前ですが、食べ過ぎたり飲み過ぎたりすれば、体重は増えます。
しかし、体重が増えたからといって「ダイエット失敗だ!」とあきらめないでください。
食べ過ぎた・飲み過ぎた次の日なら、まだリカバリーができます!
食べ過ぎた時は2日以内に調整しよう
食べ過ぎた時は、2日(48時間)の間に体重を調整しましょう。
食べ過ぎた際の余分なエネルギーが脂肪として体に蓄えられるまでには、約2週間かかるとされています。
「なら、2週間後までに対策を行えば大丈夫」と思うかもしれませんが、油断は禁物です。
体重の調整は早めに行えば行うほど、少ない労力でしっかりと体重を落とすことができるので、ぜひ次の日あるいは2日以内に食べ過ぎで増えた体重のリセットを始めましょう。
どうして一気に体重が増えるの?
では、どうして食べ過ぎると一気に体重が増えるのでしょうか?
食べ過ぎたからといって、すぐに体脂肪が増えるわけではありません。
食べ過ぎで増えた体重をリセットするためには、どうして体重が増えてしまったのかを知っておく必要があります。
食べ過ぎで体重が増える一番の原因は、体の中に溜まった余分な水分です。
当たり前ですが、水を500ml飲めば、次の瞬間には体重が500g増えています。
食べ過ぎた翌日は、それと同じ要領で体重が増えていることが少なくありません。
「それほど飲み物は飲んでいないのに……」と思うかもしれませんが、糖分と塩分の摂り過ぎで、体に余分な水分が溜まっている可能性があります。
糖分も塩分も、水分を蓄える働きがあるためです。
人によっては手足や顔がむくむといった症状が現れることもあります。
体重増加を食い止める4つのポイント
それでは、食べ過ぎた日の翌日は、どうすれば良いのでしょうか?
何もせずにいては体重は減らず、増える一方です。
体重増加を食い止めたいなら、次の4つのポイントを意識して過ごしてみましょう。
しっかり水分を補給しよう
食べ過ぎた翌日は、余分な水分が溜まって体重が増えてしまっています。
だからといって、水分を控えると代謝が悪くなり、かえって増えた体重がリセットされにくくなるので、水分補給はしっかり行いましょう。
こまめに水を飲むだけでなく、食事をフレッシュジュースに置き換えるのもおすすめです。
特に脂っこいものや炭水化物を食べ過ぎた日は、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しています。
新鮮な野菜や果物を使ったジュース・スムージーで、不足している栄養素を補うようにしましょう。
摂取カロリーはいつもより控えめに
当たり前ですが、食べ過ぎた翌日はカロリー控えめを心がけましょう。
一切食べないのではなく、朝・昼・夜それぞれのカロリーを控えめにしてください。
おかずは油を使わずに調理したヘルシーなものを選び、炭水化物はいつもの半分程度に抑えましょう。
食べ過ぎたからと次の日の食事を抜く人がいますが、ドカ食いや食べ過ぎにつながりやすいのできちんと1日3食控えめに食べるようにしてください。
おやつは栄養を重視して選ぼう
食べ過ぎた翌日は、栄養価の高いおやつを取り入れましょう。食事の量が減ることで小腹が空きやすくなるためです。
小腹が空いても我慢する人がいますが、我慢はストレスになるだけでなく、食事のドカ食いにもつながるので決して褒められたものではありません。
食べ過ぎた翌日のおやつには、スナックやチョコレートではなく、果物やするめ、昆布などを選びましょう。
これらの食品は摂取カロリーを抑えて小腹を満たすことができるだけでなく、不足しがちな栄養素も補え、一石二鳥です。
ただし、ナッツ類には注意しましょう。
脂肪分が多く、高カロリーなので、食べ過ぎないことが肝心です。
軽い運動をしよう
食べ過ぎた翌日は、軽く体を動かして消費カロリーをアップさせましょう。
ウォーキングやジョギング、ヨガなどの軽い有酸素運動がおすすめです。
運動する時間が取れない人は、いつもより10分多く歩くようにしてください。
食べ過ぎた時は48時間以内にリセットを!
食べ過ぎた翌日、体重計に乗ってショックを受けたら、増えた体重をリセットするためのアクションを起こしましょう!
早くアクションを起こせば起こすほど、少ない労力で増えた体重をリセットすることができます。
食べ過ぎないのが一番とは言いますが、どうしても食べたい・食べざるを得ないときは翌日にしっかりリセットして宴会シーズンを乗り切りましょう。