カラダお悩みラボ

ダイエットのイメージ

ダイエットのモチベーション、どうやったら持続できるの?

「ダイエットを始めたのは良いけれど、長続きしなかった……」ダイエットをしたことがある人なら、誰しもこんな経験があるのではないでしょうか?ただモチベーションが落ちてしまっただけならまだしも、中にはリバウンドしてしまったという人もいるかもしれません。ダイエットは、モチベーションをどう持続させるかが成功のカギです。 この記事では、ダイエットのモチベーションを持続させるコツをご紹介します。

モチベーションを持続させるのは難しい

カロリーを気にするイメージ

「今日からダイエットを頑張る!」と思っても、気が付けばカロリーの高いお菓子を食べたり、運動を休みがちになったりしてしまい、長続きしないという人は少なくないと思います。

最初の内は順調に痩せるので「もっと頑張ろう!」という気持ちになるのですが、いつしか思うように体重が落ちなくなって、努力することに疲れてしまうんですよね。

健康的なダイエットの場合、少しずつ体重を落とすためどうしても長期戦になりがちです。
この長期戦を制するには、モチベーションの維持が重要になってきます。

しかし、人間というのは厄介なもので、思うような結果が出ないとすぐにモチベーションが低下してしまう生き物です。

まずダイエットを制するために、モチベーションが落ちやすい時期を把握しておきましょう。

モチベーションを下げる「停滞期」

モチベーションが下がる時期……それは「停滞期」です。

停滞期とは、文字通り体重の減少が停滞してしまう時期で、健康的なダイエットを行っている人は避けて通れません

いつも通りの食事をして、いつも通りに運動しているのに、全くといっていいほど体重が落ちなくなる。むしろ増えたりする。
頑張っているのに成果が出ないと、努力するのが嫌になってしまいますよね。

停滞期は、まさにそんな「魔の期間」です。

この停滞期を上手に乗り越えることができれば、また順調に痩せていきます。

しかし、人間は弱いもので、成果が出ないとモチベーションが維持できず、ドカ食いをしたり、運動をしなくなったりして、ダイエットを中止してしまうんです。

モチベーションは工夫次第で持続できる!

ダイエットのイメージ

では、どうやってモチベーションを持続させれば良いのでしょうか?

モチベーションは、工夫次第でコントロールすることができます。

人によってモチベーションを持続させる方法はさまざまですが、ここではダイエットを続けるにあたって心にとめておきたい「モチベーションを持続させるコツ」をお話しましょう。

モチベーションを持続させるコツ

ダイエットを始める前に、次の六つのことを心にとめておきましょう。

1.大きな目標を立てない

「3カ月以内に20kg痩せる!」
「目指せマイナス10kg!」
ダイエットを始めるにあたって、誰もが目標を設定すると思います。

目標を設定することは立派なことですが、その目標は確実に達成可能な目標でしょうか?

ダイエットのモチベーションを持続させるには、大きな目標を一つ立てるより、小さな目標をいくつも立てるようにしましょう。

「今週は3日運動する」
「寝る前に腹筋を10回やる」
など、確実に達成できそうな目標を立てるようにしてみてください。

簡単なところだと「毎日忘れずにサプリを飲む」というのも良いかもしれませんね。

目標が達成できると、自分の自信になります。
「頑張ればできる!」という自信は、長期戦のダイエットを制するのに必要不可欠です。

2.理想の自分をイメージする

「モデルさんのようにスレンダーになりたい」
「昔着ていた服をもう一度着たい」
などダイエットをする理由は人それぞれです。

しかし、ダイエットをするにあたって「こうなりたい」というイメージを具体的に描けている人は決して多くありません。

ダイエットをして、どんな自分になりたいのかを具体的にイメージしてみましょう。
具体的なイメージを描くことができれば、おのずとどういう努力をすれば良いのかが見えてきます。

3.ストイックになりすぎない

ダイエットをしている人の中には「一切お菓子は食べない!」「揚げ物は厳禁!」という人もいます。

ある程度ストイックになることはダイエットにおいて大切ですが、ストイックになりすぎるのはモチベーションの低下につながりかねません

どんなことでも、「あれもダメ」「これもダメ」ではやる気が無くなってしまいますよね?
ダイエットも同じです。

週に1日ぐらいは、自分の好きなものを思いきり食べる日を作るなどして、上手に息抜きをするようにしましょう
ダイエットは日々の積み重ねです。

一方で、太るのも日々の積み重ねです。
週に1日ぐらいカロリーオーバーの日があったとしても、食べてすぐに脂肪になるわけではありません。

次の日少し多めに動くなどして、上手に調整すればダイエットに影響はありません。

また、音楽を聴いたりTVを見たりしながら行う「ながら運動」をするのも良い気分転換になります。

ダイエットは長期戦です。
たまには息抜きの日も作って、ストイックになりすぎないようにしましょう

4.自分の変化に敏感になる

ダイエットの効果は徐々に表れてきます。
寝て起きたら別人のようにスリムになっていた、ということはあり得ません。
だからこそ、本人は自分の変化に気が付かないことも珍しくありません。

「本当に痩せているのかしら……」
「ちゃんと成果が出ているのかな?」

そんな不安から疑心暗鬼になり、ダイエットを中断してしまう人もいます。

しかし、ダイエットのモチベーションを持続させたいのなら、自分の変化に敏感になりましょう!

肌の調子が良くなったとか、体が軽くなったとか、何でも構いません。
ダイエットを始めて変わったことを数えてみてください
そして、できればダイエット前に着ていた服を1着取っておいてください。

ダイエットの結果が出ているか不安になった時、その服を着てみましょう。
きっとサイズが合わなくなっているはずです。

5.体重計の数字にとらわれない

ダイエットをしている人は、毎日体重計に乗っていると思います。
そして、その数字に一喜一憂しているのではないでしょうか。

ダイエットのモチベーションを持続させたいのなら、体重計の数字に一喜一憂しないようにしましょう

体重計の数字は、あくまでも重さを表すものです。
大切なのは体脂肪率や骨格筋量。
たとえ体重が増えていたとしても、体脂肪率が減っていればそれはダイエットに成功しているといって良いでしょう。

体重というのは、1日の中で意外と変動があるものです。
500mlのペットボトルを1本飲み干したら、当然ですが500g体重が増えます。
汗をかけばそれだけ体重は減ります。
体重計の値というのは、それぐらい揺れ動くものです。

ちなみに、同じ体積の脂肪と筋肉の重さを比べると、筋肉の方が1.2倍重いといわれています。
筋肉質なアスリートの人は、見た目以上に体重があることが珍しくありません。

ダイエットをするなら、健康的に痩せたいですよね?
ならば、体重ではなく体脂肪率に注目して、上手に体を絞っていきましょう。

6.自分一人で頑張らない

ダイエットのモチベーションを持続させるうえで最も重要なこと……それは「自分一人で頑張らない」ということです。

自分一人でダイエットをしていると、どうやってもストレスがたまります。
できれば身近な友達などに「ダイエットしているんだよね」とさりげなく話してみてください。

もし身近にダイエットをしている人がいるのであれば、その人とダイエット中の愚痴や悩みなどを共有してみてください。

「その気持ち、わかる!」
「私はそんな時、こうやって乗り越えたよ!」
と話ができる相手がいると、ダイエットの孤独感も和らぎます。

ジムなどに通っている人であれば、トレーナーさんに頼ってみるのも良いでしょう。
悩みを相談したりすることで、より効果的にダイエットを進めることができる場合もあります

「もうどうしても1人で頑張れない!」となったら、パーソナルジムなどプロの力を借りるのもおすすめです。

相手はプロですから、モチベーションのコントロールの仕方から効果的なトレーニングの方法まで、総合的にサポートしてくれるでしょう。

張り切りすぎないことがモチベーション持続のコツ

健康的に痩せるダイエットは、どんなダイエットでも長期戦です。
モチベーションをコントロールすることが成功を左右するといっても過言ではありません。

モチベーションを持続させるには、何よりも張り切りすぎないことが重要です。マラソンと同じように、最初から全速力で走ると後がつらくなってきます。

まずは自分ができる小さなことから始めてみましょう。頑張りすぎないことがモチベーションを持続させるコツです。

もしそれでもモチベーションが上がらなくなってしまった時のために、自分の「やる気スイッチ」を一つ作っておくのも良いでしょう。

「早起きをする」
「朝、熱いコーヒーを飲む」
「夕食を好きなおかずにする」

など、その日1日を「よし頑張ろう!」と思えるきっかけを作っておくと、モチベーションが上がらない時の助けになります。

関連記事

Page Top