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アサイーダイエットのイメージ

アサイーダイエットの基礎知識と注意点 キレイに痩せる方法とは?

「できれば手軽にダイエットしたい!」そう思うことは誰にでもありますよね?
ダイエットの基本は適度な運動と十分な睡眠です。
中には食事法や普段食べる食材を工夫している人も多いでしょう。

運動が苦手な人であれば、美味しく食べて痩せられるならこんなに良いことはありませんよね。
でも食生活を変えるダイエットの多くは、美味しくなくて長続きしなかったり、どうしてもストレスが溜まってしまいがちです。

そこで注目したいのがスーパーフードの代表「アサイー」を使って行う「アサイーダイエット」です。
アサイーダイエットは2013年頃から世界的にブームになったので、知っている人も多いのではないでしょうか。
最近ではコンビニやスーパーなどでアサイージュースも数多く売られており、ファミリーレストランでもアサイーを使ったメニューが提供されるなど、アサイーはかなり身近な存在になっています。

この記事では「なんだか体に良さそうだけど、詳しくは知らない」という人のために、アサイーの栄養価や美味しく食べられるレシピなどをご紹介します。

アサイーってどんな食べ物?

アサイーのイメージ

アサイーはアマゾン原産のヤシ科植物です。主に実を食べるのですが、栄養が豊富に含まれることから「スーパーフード」として注目を集めています。
見た目はブルーベリーのようですが、小さな実の中にたっぷりの栄養が含まれていることから「奇跡のフルーツ」と呼ばれることもあるんですよ。

アサイーには疲労回復効果があるため、スポーツ選手や格闘家にも人気です。
また、美容にも良いとされることからモデルやセレブの間でも好評を博しています。

ブラジルなどに行けば生のアサイーを食べることができますが、日本で生のアサイーはまず手に入りません。
というのも、アサイーは酸化しやすい果物で、収穫後24時間以内に加工しなければならないためです。

そのため日本ではアサイーをパウダーやドリンクなどに加工したものや、冷凍したものが市販されています。

アサイーのおもな栄養とは?

栄養素のイメージ

アサイーにはとにかく様々な栄養素が含まれています。
特に美容やダイエット、目の疲れなどに良いとされる栄養が豊富に含まれているんですよ。

ダイエット中は、どうしても食べる量を減らしたり、低カロリーな食べ物ばかり食べがちです。
でもそれでは栄養が偏ってしまいます。

栄養が偏るとかえって痩せにくくなってしまうこともあるので、ダイエット中こそ意識していろいろな栄養素をバランスよく摂るようにしましょう。

ポリフェノール

アサイーにはアントシアニンという「ポリフェノール」が豊富に含まれています。
アントシアニンは、脂肪の燃焼を妨げる「活性酸素」の働きを抑えてくれる成分です。アサイーにはこのポリフェノールがブルーベリーのなんと18倍も多く含まれているんですよ。

ダイエットを行う際は、活性酸素の働きを抑えることも大切です。ぜひポリフェノールを積極的に摂るようにしましょう。

食物繊維

「食物繊維」もダイエットには欠かせない栄養素です。
食物繊維は、腸内環境を整えて老廃物や余分な水分を出しやすくし、便秘の解消やデトックスを促してくれます。
余分な水分が体の外に出るとむくみが取れるので、すっきりしたボディラインを作る助けにもなるんですよ。

アサイーには、ゴボウの約3倍もの食物繊維が含まれているので、ぜひ積極的に食べるようにしましょう。

アサイーの食物繊維は便を柔らかくして排出しやすくしてくれるタイプの食物繊維なので、ダイエット中の便秘に悩んでいる人にもおすすめです。

鉄分

アサイーには血液や筋肉を作る際に欠かせない「鉄分」も豊富に含まれています。

ダイエット中はカロリーが高いからと肉を避ける人がいますが、肉を避けてばかりいると鉄分が足りなくなって貧血になってしまうおそれがあります。

また、鉄分が不足すると基礎代謝量も落ちてしまうので、ダイエット中は意識して鉄分を補うようにしましょう。

アサイーに含まれる鉄分は、レバーの約5倍にもなります。
レバーが苦手な人は、ぜひアサイーで鉄分を補ってくださいね。

オレイン酸

「オレイン酸」は、私たちの体の中にある「悪玉コレステロール」を減らしてくれる栄養素です。

ダイエットをしている人の中には、健康診断などで「コレステロールの値が良くないですね」などと言われた人もいるのではないでしょうか。

悪玉コレステロールが増えてくると、心筋梗塞や脳梗塞になりやすくなります。

しかし、オレイン酸を積極的に摂ることで悪玉コレステロールが減り、血管がきれいになるため血流がアップし、基礎代謝量がアップしやすくなります。

基礎代謝量をアップさせることはダイエットの基本中の基本です。

ぜひ、オレイン酸を積極的に摂って、血管をきれいにして基礎代謝量をアップさせましょう。

ビタミンB1・B2

アサイーにはビタミンB群も豊富に含まれています。
ビタミンB1は食べた糖質カロリーを燃やし、ビタミンB2は脂質カロリーを燃やしてエネルギー変えるサポートをする重要な栄養素です。太りにくい体を作り、また栄養素をエネルギーとして活用してくれるので、ダイエットの効率を上げてくれます。

アミノ酸

アサイーに含まれている「アミノ酸」には体温を上げ、カロリーを消費しやすくするはたらきがあります。カロリーを効率よく消費するためにアミノ酸は欠かせない栄養素です。

また、アミノ酸は私たちが体を動かして日常生活を送るのに欠かせません。
栄養が不足しがちなダイエット中こそ、体のエネルギー源としてアミノ酸を積極的に摂取しましょう。

アサイーのおすすめレシピ

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冷凍のアサイーが市販されていますが、あなたはどうやって食べていますか?そのまま解凍して食べているという人も多いのではないでしょうか。

でも、そのまま食べてばかりでは飽きてしまいますよね。

そんな時は、他の食材と組み合わせてみましょう! アサイーはクセが少ない味わいなので、他のフルーツや野菜とも相性が良いんですよ。

おすすめのレシピを3つご紹介しますので、ぜひ試してみてくださいね。

アサイースムージー

  • アサイードリンク100ml
  • バナナ1/2本
  • りんご1/4個

すべての材料をミキサーに入れてできあがりです。
アサイーはもちろんバナナとりんごにも食物繊維が豊富に含まれているので、便秘に悩む人に特におすすめです。

アサイーヨーグルト

  • 冷凍アサイー100g
  • プレーンヨーグルト100g
  • はちみつ小さじ1杯

すべての材料をミキサーに入れてできあがりです。
はちみつのビタミンが加わることで、美容効果も期待できるドリンクです。
夏場は冷凍してフローズンヨーグルトにするのもおすすめですよ。

アサイー&ナタデココ

  • 冷凍アサイー100g
  • シロップ漬けナタデココ100g
  • お好みのフルーツ適量

アサイーだけではちょっと物足りないなと感じたら、ナタデココと組み合わせてみましょう。
ナタデココは食物繊維が豊富で低カロリーな食材です。
噛み応えもあるので、少しの量でも満腹感が得られますよ。

ミキサーなどでペースト状にしたアサイーは、ナタデココだけでなくシリアルなどとの相性も抜群です。
ぜひいろいろな食材と組み合わせて、自分だけのアサイーボウルを作ってみてくださいね。

アサイーダイエット方法と注意点

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それでは、アサイーダイエットをする際はどのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

アサイーダイエットをするときは、次の2つの点に注意してください。

アサイーだけで痩せようとしない

アサイーダイエット行う際は、普段の食事の後にアサイーを食べたり、普段の食事をすべてアサイーに置き換えたりするのではなく、普段の食事の内1食をアサイーを使った食べ物に置き換えるようにしましょう。
普段の食事に加えてアサイーを使ったドリンクなどを口にすると、カロリーオーバーになり太りやすくなってしまうことがあります。

また、すべての食事をアサイーに置き換えると、今度は栄養が不足しがちになります。

アサイーは確かに栄養豊富な食べ物ですが、体が必要としている栄養素をすべて補えるわけではありません。

自分にとって無理のないペースで、体に大きな負担が掛からないよう3食の内1食をアサイーメニューに置き換えてみてください。

また、アサイーを食べてさえいれば誰でも確実に痩せるというわけではありません。

カロリーの消費量をアップさせるためにも食事を工夫するだけでなく、軽い運動も行うことが大切です。

食べ過ぎに注意

アサイーがダイエットに良いといっても、食べ過ぎは禁物です。

アサイーには食物繊維が豊富に含まれているため、食べ過ぎるとおなかの調子が悪くなったり、おなかが痛くなったりする恐れがあります。

1日あたりの適量は、ドリンクタイプなら200ml、冷凍タイプなら200g程度が目安です。

また意外とカロリーも高いため、くれぐれも食べすぎには注意しましょう。

まとめ

アサイーはクセがなく食べやすいだけでなく、豊富な栄養素が含まれているスーパーフードです。
ぜひ毎日の食事に取り入れてみましょう。
アサイーダイエットをする際は、アサイーさえ食べていれば良いというわけではありません。
毎日の食事を管理するとともに、適度な運動もプラスして無理なくダイエットを進めていきましょう。

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