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3日間でしっかりリセット!3日間ファスティングダイエットのやり方

ごはんやパン、肉や魚といった固形のものを口にせず、水やファスティングドリンクだけで過ごす「ファスティング」は、疲れている胃腸を休めるのに効果的な方法だといわれています。
ファスティングを行うと、腸内環境も整い、新陳代謝も活発になることから「体の内側から痩せやすい環境を整えることができる」と評判です。
ファスティングには様々な方法がありますが、今回は3しっかりと胃腸を休め、体の中に溜まった老廃物や余分な水分をデトックスできる「3日間ファスティングダイエット」のやり方をご紹介しましょう。

3日間ファスティングを行うメリットとは?

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3日間ファスティングダイエットは、文字通り3日かけてファスティングを行い、体の調子を整えるダイエット方法です。

最近は「半日ファスティング」や「1日ファスティング」といった手軽にできるファスティングが広く行われていますよね。

3日間もファスティングを行うと聞くと「そんなに長くファスティングをして大丈夫かしら?」と思うかもしれませんが、3日間かけてファスティングを行うことで、よりしっかりと内臓を休め、体の調子を整えることができるんですよ。

3日間かけて行うファスティングダイエットには、次のようなメリットがあります。

  1. 1.胃腸や肝臓を休めることができる
  2. 2.体内の老廃物や有害物質のデトックスが促される
  3. 3.便通が良くなり、腸内環境が改善される
  4. 4.新陳代謝が活発になり、基礎代謝量がアップする
  5. 5.摂取カロリーが少なくなるため、体脂肪の燃焼が促される

初心者は半日ファスティングから始めよう

「早速ファスティングをやってみよう!」と思った人は、ちょっと待ってください。
いきなりファスティングを行うと、体に大きな負担が掛かってしまいます。

ファスティングを行う際は、必ず事前に準備期間を設け、体をファスティングに慣らしてから行うようにしましょう。

初めてファスティングに挑戦する人は、思い立ったその日にできる「半日ファスティング」から始めるようにしてください。

慣れてきたら1日、2日、3日と徐々に日数を長くしていきましょう。

ファスティングをする際のポイント

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それでは、3日間ファスティングダイエットをするときは、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

3日間ファスティングダイエットの注意点は次の3つです。

準備期間と回復食期間をしっかり設ける

ファスティングを行う時は、一般的に「ファスティングを行う日数と同じだけの準備期間・回復食期間が必要」といわれています。

準備期間は、簡単にいうと「コンディションを整え、ファスティングの効果が出やすい体を作る期間」です。

準備期間にしっかり体をファスティングモードにしておくことで、よりファスティングの効果が出やすくなるだけでなく、体に過度な負担がかかるのを防ぐことができます。

回復食期間は、「少しずつ元の食生活に戻していく期間」です。

ファスティング後は、体が栄養を吸収しやすくなっているので、食べれば食べただけその栄養が体に取り込まれてしまいます。

ファスティングが終わった開放感から揚げ物やケーキなどを気の向くまま食べまくる人がいますが、リバウンドしたくないなら揚げ物やケーキはもうしばらく我慢しましょう。

回復食期間は、おかゆヨーグルトなど消化が良く胃腸に負担が掛からないものを、少しずつ食べるようにします。

徐々に胃腸の働きを活発にしていくことが大切です。

ファスティングドリンクを活用する

ファスティング=絶食ではありません。
ファスティング中でも、水やお茶、果汁100%のフルーツジュースや野菜ジュース、具が入っていない味噌汁などは飲むことができます。

しかし、しっかりとファスティングを行うのであれば、これらの飲み物だけでなく「ファスティングドリンク」も活用してファスティングを行うようにしましょう。

ファスティングドリンクには、ファスティング中に摂りたい最低限の栄養素がバランスよく配合されています。

ファスティング中も体に必要な最低限の栄養素を補うことで、体に大きな負担がかかるのを防ぐことができるので、ぜひファスティングを行う時はファスティングドリンクを活用してください。

絶対に無理はしない

人によっては、ファスティング中に体調を崩してしまう人がいます。
体調が悪くなったときは、無理にファスティングを続けず、止める勇気を持ちましょう。

また、生理中や妊娠・授乳中、病み上がりなどは体がデリケートになっている時期です。
体がデリケートになっている時期にファスティングを行うことは絶対に避けてください。

ただし、3日間ファスティングダイエットの場合、2日目ぐらいから頭痛やだるさ、下痢、吐き気、眠気といった症状が現れやすくなります。

これらの症状は、ファスティングによるデトックスが順調に行われているために現れる「好転反応」と呼ばれるものです。

好転反応は、体内の老廃物や有害物質の排出が進むにつれ、徐々に落ち着いてきます。

頭痛がするときは、体内の塩分濃度が下がっている状態なので、具の入っていない味噌汁を飲んだり、塩を少し舐めたりして塩分を補うようにしましょう。

寒気がする場合は、暖かい服装で、温かい飲み物を飲んでください。

眠気を感じたら、できるだけ横になり、体を休ませましょう。

吐き気は、こまめに水分補給を行うことである程度防ぐことができます。

好転反応は徐々に落ち着いてくるものですが、しばらくしても落ち着かなかったり、かえって悪化するようなときはファスティングを中止し、医師の診察を受けてください。

3日間ファスティングダイエットのおすすめプラン

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それでは、3日間ファスティングダイエットのおすすめプランをご紹介しましょう。

準備期間(3日間~1週間)

3日間かけてファスティングダイエットを行う際は、準備期間3日間~1週間程度設けます。

準備期間は、食事を工夫して体をファスティングモードにしていきます。

食事は次のポイントに気を付けて準備しましょう。

  • ・豆類、魚、海藻類、野菜を使った、あっさりとした味付けのメニューにする
  • 油や糖分は控えめにする
  • ・お酒は飲まない
  • ・腹八分目を目安に、食べ過ぎに注意する
  • ・ファスティング前日は早めに夕食を済ませる

ファスティング期間(3日間)

ファスティング期間の3日間は、食べることが好きな人にとってはとてもつらく苦しい3日間になります。

しかし、ポイントを押さえることで少しは快適に過ごすことができるので、次のことを意識しましょう。

  • ・朝起きたらコップ1杯~2杯の水を飲む
  • ・2時間~3時間おきに、こまめに水分補給をする
  • ・小腹が空いたときは、果汁100%のジュースや具の入っていない味噌汁を飲む
  • ・暖かくして過ごす
  • ・激しい運動を行わないようにする

食事らしい食事を摂らず、基本ファスティングドリンクと水だけで過ごすため、途中で飽きてくることもあるでしょう。

そんな時は、ノンカフェインのお茶100%ジュース、具の入っていない味噌汁なども上手に活用して、味にバリエーションを持たせるとファスティング期間の3日間を乗り切ることができます。

回復食期間(3日間~1週間)

ファスティング期間が終わったら、今度は回復食期間です。回復食期間も3日間~1週間程度設けてください。

ファスティングが終わった後の体は栄養を吸収しやすい状態になっているので、くれぐれも暴飲暴食には注意しましょう。

消化の良いものを少しずつ食べ、徐々に胃腸の働きを活発にしていくことが重要です。

回復食期間は、次のようなメニューがおすすめです。

  • ・白がゆ
  • ・ヨーグルト
  • ・甘酒
  • ・豆腐

もしメニューを考えるのが面倒なのであれば、市販の「回復食キット」を利用するのも良いでしょう。

「断食回復食セット」は、

  • ・味噌汁
  • ・おかゆ
  • ・梅干し
  • ・五目炊き込みご飯(レトルト)

がセットになった3日分の回復食キットです。
ファスティングが終わった翌日から3日目の夕飯に食べます。

朝食と昼食はファスティングドリンクを飲んでください。

その上で、1日目と2日目の夕食は玄米小豆粥と味噌汁、3日目の夕食は玄米ご飯と味噌汁を食べます。

セットのおかゆと炊き込みご飯は、温めるだけで食べられるレトルトなので便利ですよ。

体の中をスッキリリセット!

3日間かけてファスティングダイエットを行うと、1日のファスティングダイエットに比べて、体の中がよりしっかりとリセットされます。

普段、食べ過ぎ・飲みすぎで胃腸や肝臓が疲れている人は、時間を作って3日間ファスティングダイエットを行ってみてはいかがでしょうか?

3日間ファスティングダイエットを行う時は、自宅でゆったりと過ごせる休暇中などに行うのがおすすめです。

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