太ももが細くならない!
突然ですが、あなたは自分の太ももに満足していますか?
ダイエットをしている人の中には「頑張っているのに太ももが細くならない!」という人が珍しくありません。
一生懸命ダイエットをしてぽっこりおなかは改善したのに、太ももが太いままで悩んでいる人は少なくないのです。
太ももを細くするには、太ももが太くなる原因をきちんと知っておく必要があります。
まずは太ももが太くなる原因を簡単におさらいしておきましょう。
むくんでいるから
太ももが太い人の中には、余分な水分が溜まってむくんでいることで太く見えてしまっている人が少なくありません。
太ももに手を当ててみましょう。冷たくなっていませんか?
もし触ってみて太ももが冷たいと感じるのであれば、太ももがむくんで太くなっている可能性があります。
むくみの原因には
- ・塩分の摂りすぎ
- ・水分の摂りすぎ
- ・体の冷え
などが挙げられます。
むくみは、マッサージで血行を良くすることである程度改善することができるので、気になる人はお風呂上りなどにマッサージを行ってみましょう。
また、頑固な冷え・むくみで悩んでいる人は漢方薬を利用するという方法もあります。
西洋医学では対応できない冷えは、漢方が最も得意とする症状です。
腰から下はもともと冷えやすい場所なので、
- ・太ももが冷たい
- ・冷えすぎて痛む
などの症状がある場合は、一度最寄りの漢方薬局で相談してみると良いでしょう。
骨盤が歪んでいるから
骨盤の歪みも太ももが太くなる原因の一つです。
普段同じ手で荷物を持ったり、片足に体重をかけて立ったりしていませんか?
骨盤が歪むと、筋肉の付き方も歪んできます。結果として太ももはもちろんふくらはぎまで太くなってしまう場合があるのです。
骨盤の歪みが気になる場合は、普段のクセを無くすことから始めましょう。
その上で整体に通ったり、自分で骨盤の歪みをリセットするエクササイズなどを行ってみてください。
セルライトが付いているから
ダイエットをしている人であれば一度は「セルライト」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
セルライトは、簡単に言えば脂肪と老廃物が一緒になったものです。
一度付くと落としにくく、放っておくとどんどん増えていってしまいます。
セルライトが付いているかどうかをチェックする方法は簡単です。太ももの肉を両手で中心に向かって寄せてみましょう。
肌の表面が凸凹になればセルライトが付いている証拠です。
セルライトを解消するのは簡単ではありません。根気強くマッサージを続けるなど毎日の努力が必要です。
筋肉が付きすぎているから
以前運動部に所属していた人などは、筋肉が付きすぎて太ももが太くなっている場合があります。
自転車選手やスケート選手などの太ももは、とても立派ですよね?
特に太ももの前の筋肉が発達していると、太ももが太く見えやすいとされています。
もし運動経験がないのに太ももの筋肉が付きすぎているときは、姿勢や歩き方がおかしくなっていないかチェックしてみましょう。
姿勢が崩れると、本来ならば使われない筋肉が常に筋トレをしているような状態になり、太くなってしまいます。
また、歩き方がおかしくなっても不自然な場所に筋肉が付いてしまうので、太ももが太くなりやすくなります。
どうすれば太ももを細くできるの?
では、どうすれば太ももを細くすることができるのでしょうか?
太ももを細くするには次の3つを実践することが大切です。
マッサージでむくみを改善する
まず、太ももは体の中でも冷えて血行が悪くなりやすい場所だということは頭に入れておきましょう。
加えて重力の影響もあり、むくみやすい場所です。
むくみというとふくらはぎばかりに注目が行きがちですが、太ももがむくんでいる人も少なくありません。
太ももに触れてみて冷たいと感じたら、むくみ改善マッサージをしてみましょう。
マッサージを行う時はマッサージオイルやクリームなどを利用して滑りを良くして行うのがポイントです。
お風呂上りの血行が良くなった状態で行うとより効果的ですよ。
ストレッチで硬くなった筋肉をほぐす
普段ジムなどで運動をしている人は、運動した後きちんとストレッチをしていますか?
筋肉は、使った後解さないでおくとどんどん硬くなってしまいます。
筋肉は硬くなると脂肪を溜め込みやすくなるだけでなく、横に広がって太くなってしまうので、運動した後は必ずストレッチをして筋肉をほぐしてあげましょう。
ストレッチをする際は、気持ちいいと感じる程度の強さで行うのがポイントです。
筋トレで太ももを引き締める
太ももの真ん中にできるはずの隙間が無い!という人は、内ももの筋肉が衰えているために太ももが太くなってしまっている可能性があります。
たるんだ太ももをキュッと引き締めて、シェイプアップさせましょう。
太ももは体の中でも大きな筋肉なので、太ももの筋肉を鍛えると基礎代謝アップ・筋肉量アップも期待できますよ。
筋トレといっても自宅で簡単にできるものも多いので、ぜひ今日からチャレンジしてみてください。
初心者でもできる!おすすめ筋トレベスト3
それでは、初心者でもできるおすすめの筋トレを3つご紹介しましょう。
今回ご紹介する3つの筋トレに特別な道具は必要ありません。
最初はキツいと感じるかもしれませんが、毎日続けることで徐々に太ももに効いてくるので時間を見つけて実践してみてくださいね。
ワイドスクワット
「ワイドスクワット」は、太ももの内側にある「内転筋」という筋肉を鍛えるのに効果的な筋トレです。
テレビを見ながら、歯を磨きながら……など何かをしながらでもできる種目なので、気付いたときに行ってみましょう。
腰を落とすときは、イスに腰かけるようなつもりで行うと上手に腰を落とすことができますよ。
オルタネイトフロントランジ
「オルタネイト フロントランジ」は、太ももの前側とおしり周りを集中的に鍛える筋トレです。
片足を大きく踏み出す単純な動きですが、しっかり腰を落とすように意識して行いましょう。
リズミカルに行うとやりやすいので、お気に入りの曲を聞きながら行って見るのもおすすめです。
クッション挟み
座りながら太ももをシェイプアップしたい人は、「クッション挟み」にチャレンジしてみてください。
動画では「ながらクッション」を利用していますが、普通のクッションでも十分に行えます。
「ながらクッション」を購入したい人は、楽天市場で取り扱いがあるのでそちらで購入しましょう。
クッションを太ももの間に挟んで、ギュッと挟む→落とさないように力を抜くという動作の繰り返しですが、意外と内ももの筋肉を使います。
クッションが無い場合は、折りたたんだタオルでも代用できますよ。
太い太ももには多角的なアプローチを!
太ももが細くならない!という時は、マッサージやストレッチだけでなく筋トレも含めた多角的なアプローチが必要です。
マッサージやストレッチでむくみや筋肉のコリを改善しながら、筋トレで太ももをスッキリトと引き締めましょう。