楽しく弾んでキレイに痩せよう！トランポリンダイエットの基礎知識と注意点

トランポリンダイエットって何？

「ダイエットには運動が必要不可欠」とはわかっていても、苦しいジョギングや激しいエアロビクスなどはどうにもやる気になれないですよね？

一時期流行ったブートキャンプなんてもってのほか！という人も多いと思います。

しかし、もし1日5分、楽しく飛び跳ねるだけで痩せられるとしたら、やってみたいと思いませんか？

トランポリンダイエットは、楽しく飛び跳ねるだけで痩せられると今注目を集めているダイエットです。

「ただ飛び跳ねるだけで痩せられるなんて、そんなうまい話があるわけない」と思っている人もいるかもしれませんが、トランポリンダイエットにはきちんと根拠があるんですよ。

では、どうしてトランポリンで飛び跳ねるだけで痩せることができるのでしょうか？

それは、トランポリンで飛び跳ねることが、とても効率の良い全身運動だからです。

垂直にぴょんぴょん飛ぶだけでもそれなりの運動量になり、全身をまんべんなく鍛えることができることから、あのNASAの宇宙飛行士のトレーニングにも導入されているんですよ。

トランポリンで飛び跳ねると、5分ごとに体重と同じだけのカロリーを燃焼します。

例えば50kgの人が5分トランポリンをやれば50kcal、85kgの人が同じように飛び跳ねればたった5分で85kcalも消費することができるのです。

同じカロリーをウォーキングやジョギングで消費しようとすれば、5分以上は確実に必要になります。

また、トランポリンの上で跳ねるとき、私たちは体の中心部分の筋肉……つまり「体幹」を使います。

体の中でも大きな面積を占める体幹の筋肉を鍛えて効率的に増やすことができるため、筋肉量の増加に伴い基礎代謝もアップし、太りにくく痩せやすい体を作ることができるのです。

それでは、トランポリンダイエットはどのように行えばよいのでしょうか？

やり方は単純です。
家庭用のトランポリンの上でぴょんぴょんと飛び跳ねてみましょう。

これだったら、運動嫌いな人や忙しくて運動する時間が取れない人でも続けられそうですよね？

トランポリンダイエットを行う際は次のポイントを意識してみてくださいね。

トランポリンダイエットを行う際は、まずは1日5分を目安に行ってみましょう。

運動不足解消が目的なら、20分も30分も跳び続ける必要はありません。たった5分で良いのです。
手の空いた時間に、テレビでも見ながらぴょんぴょん飛び跳ねてみてください。

トランポリンは全身運動ですが、膝や腰への負担が少ないという特徴があります。とはいえ、何事も無理は禁物です。

ひざや腰に負担がある人はいきなり5分間跳び続けようと思わずに、とりあえず1分から始めて徐々に時間を伸ばしていってください。

「効率的にダイエットをしたい！」「もう少しダイエットをスピードアップさせたい！」という人は、1日20分を目安に跳んでみてください。

トランポリンダイエットは、跳び方を工夫して運動量を調整することができる点も魅力です。

ただ垂直に飛び跳ねるだけでなく、回りながら飛んでみたり、跳ぶときと着地するときの体の向きを変えたりすると運動量を増やすことができます。

効果的な跳び方をご紹介しましょう。

1.肩の力を抜き、リラックスした状態で2分間跳びます。
（1のアレンジ a）トランポリンの上で回転しながら跳びます。上半身にひねりを加えるようにして回転しましょう。
（1のアレンジ b）.体の向きを変えながら跳んでみましょう。正面で2回、左を向いて2回、正面を向いて2回、右を向いて2回……と90度ずつ体の向きを変えながら跳んでください。
2.トランポリンの上でダッシュをします。2分間行いましょう。
3.前に足を蹴り出しながらジャンプします。40回行ってください。
4.今度は横に蹴り出しながらジャンプします。これも40回行いましょう。
5.後ろに蹴りだしながらジャンプします。40回行いましょう。
6.足を肩幅に開き、少しひざを曲げ、ひざに手を置きます。そのまま腰を落とし、踵でしっかりトランポリンを踏んで2分間キープします。
7.垂直跳びをします。天井に頭をぶつけないように注意して、できるだけ高く垂直に跳びましょう。2分間頑張ってみましょう。
8.肩の力を抜いてリラックスした状態で2分間ジャンプし、息を整えてください。

以上が、すべての動作を行っても12分程度で終わるエクササイズです。
テレビを見ながら、音楽を聞きながら無理のない範囲で行ってみましょう。