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初心者必見!簡単に取り組める基本のダイエット6選

「健康診断で引っかかってしまった」「もう少しスタイルを良くしたい」ダイエットをする理由は人それぞれですが、いざダイエットを始めるとなると何から手を付けて良いのかわからないという人も多いと思います。

もちろん、一人ひとりの目標に合ったダイエットはありますが、「とりあえず何から始めれば良いかわからない」という人は、ここで紹介するダイエット方法を参考に行動を起こしてみましょう。

もちろん、慣れてきたら徐々に自分の体や目標に合わせて食事やトレーニングの内容を見直していってOKです。

ここでは、今日から取り組めるダイエット方法を食事と運動に分けて簡単にご紹介します。

ダイエット=体重を落とすこと、と思っていませんか?

ダイエット=体重を落とすイメージ

あなたは、「ダイエット」の意味を正しく理解していますか?

ダイエット初心者の人ほど「ダイエット=体重を落とすこと」と思いがちです。

しかし、体重を落とすことだけがダイエットではありません。ダイエットは、「より健康になること」を意味します。

体重が落ちても、不健康では意味がありませんよね?

また、体重を落とすことばかりに一所懸命になって、気が付けば心を病んでいたりしたら目も当てられませんよね?

ダイエットにおいて、「体重を落とすこと」はあくまでも健康になるための一つの手段です。

ダイエットをする際は、体重ばかり気にせず、心も体も健やかになるようなダイエットを心がけましょう。

くれぐれも無茶をしたり、無理な食事制限をするのは止めてください。

ダイエットの成功のカギは、どれだけ自分の心と体と向き合えるかです。

食べたくないものを無理に食べ続ける、食べたいものを我慢し続ける、やりたくない運動を無理に行う……巷にはこういったダイエット方法が溢れていますが、どれも長続きしないと思って良いでしょう。

ダイエットをする際は、ぜひ自分の体・心の変化に敏感になって、無理のないダイエットを心がけてください。

食事を工夫するダイエット

食事を工夫するイメージ

健康的なダイエットの柱は、食事・運動・生活習慣の見直しです。
まずは普段の食事で次のことに気を付けてみましょう。

①低脂肪・低カロリー・高たんぱくを意識する
食材を選ぶときは、低脂肪・低カロリー・高たんぱくを意識しましょう。
鶏肉ならもも肉よりも胸肉、通常の牛乳よりも低脂肪乳や無脂肪乳など、普段食べる食材を無理のない範囲でダイエット向きのものに変えてみてください。

食べる量を大きく減らさなくも摂取カロリーを減らすことができるので、空腹感を感じにくくなります。

②食べたいものは適度に食べる
「ダイエット中は甘いもの禁止!」「揚げ物は厳禁!」と我慢してしまう人がいますが、我慢のし過ぎは禁物です。
我慢が過ぎればストレスが溜まりますし、ストレスが溜まるとドカ食いやヤケ食いにつながることも珍しくありません。
週に1回ぐらいは自分が食べたいものを思いきり食べる日を設けてみると良いでしょう。

③色々なものをバランスよく食べる
「キャベツだけを食べ続けるダイエット」や「リンゴだけを食べ続けるダイエット」などがありますが、そういったダイエットはおすすめしません。
栄養バランスが偏り、思わぬ体調不良に陥る可能性があるからです。
私たちの体は、日々食べたもので作られています。
特定のものだけを食べ続けるのではなく、様々な食材を組み合わせてバランスよく食べるようにしましょう。

以上のことを踏まえて、オススメのダイエット方法を3つご紹介します。

1.食事の前に1杯ダイエット

このダイエットは、食事の前にお茶または水を1杯飲むだけの簡単なダイエットです。

食事の前にお茶や水でおなかを膨らませておくことで、無理なく食事の量を減らすことができます。

もちろんメニューはそのままなので、食事に物足りなさを感じることも少ないでしょう。

より満腹感を感じたい人は、無糖の炭酸水を飲むのもおすすめです。

2.噛み噛みダイエット

献立に歯ごたえのあるものを1品加えて、よく噛むことで満腹感を得るダイエットです。

食べ物をよく噛めば噛むほど満腹感を感じやすくなると聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

普段の献立に+αの1品を加えて全体の量を減らし、無理なく摂取カロリーを減らしていきましょう。

3.野菜ファーストダイエット

あなたは普段、どのおかずから食べ始めますか?

最近の研究で、野菜を最初に食べてから他のおかずやごはんを食べるようにすると、食後の血糖値の上昇が緩やかになり、太りにくくなることが判明しました。

食事の際はまずおひたしやサラダなどの野菜から箸をつけるようにしましょう。

運動嫌いでも続けられるダイエット

運動嫌いでも続けられるダイエットのイメージ

太っている人のほとんどは、運動があまり得意ではない・好きではないのではないでしょうか。

中には忙しくて運動する時間が取れないという人もいるかもしれませんね。

しかし、健康的に痩せるには運動が欠かせません。

慣れないうちは無理のないペースで運動の習慣を身に付けましょう。

運動があまり得意ではない人は、マイペースに取り組める運動やゆったりとした動きの運動がおすすめです。

次に紹介する3つはどれもマイペースにできるゆったりとした動きの運動なので、ぜひ試してみてください。

1.ヨガエクササイズ

youtubeなどには様々なヨガのレクチャー動画がアップされています。

ヨガというと「体が硬い人は無理!」「あんな複雑なポーズできない!」と思うかもしれませんが、あまり難しく考えずにトライしてみましょう。

そもそもヨガは他人と比べたり、ポーズの出来を競ったりするものではありません。

1日の終わりにゆったりとした気持ちで簡単なポーズを行うだけでも立派なヨガです。

ヨガは深い呼吸をしながら動くため、脂肪の燃焼効果が高いエクササイズです。専用の道具が無くても、ベッドの上でできるヨガもあるので、ぜひ興味あるレクチャ―動画を探して試してみましょう。

2.ラジオ体操

夏休みの風物詩といえば、毎朝のラジオ体操。皆さんも昔やったことがあるでしょう。

当時を思い出してみると「ラジオ体操って、”エクササイズ”って感じはしなかったなぁ」と感じている人がほとんどだと思います。

しかし、ラジオ体操は、本気で取り組めばそれなりの運動量がある立派なエクササイズです。

「NPO法人 全国ラジオ体操連盟」によると、

仮にラジオ体操を15分行ったとし、「主な運動の消費カロリー量」(四訂・日本食品標準成分表より作成)をみると、速いペースのウォーキングと同じ消費カロリー

とあります。

最近はラジオ体操のアプリなども無料で利用できるので、時間ができた時軽い気持ちでラジオ体操を行ってみてはいかがでしょうか。

3.散歩

ウォーキングは確かにマイペースにできる運動ですが、いざ始めようと思うと踏ん切りがつかなかったりしますよね。

そんな時は、散歩から始めてみましょう。

近所に買い物に行くときに徒歩で行ってみるのはどうでしょうか?

普段電車で通勤している人は、一駅手前で降りて歩いてみるのもおすすめです。

ウォーキングとなると専用のシューズやトレーニングウェアを用意しなければと思いますが、散歩だったら普段着のままふらっと行ける気がしませんか?

ダイエットを始めたばかりの時は、「しっかりと運動する」ことよりも「軽い運動を毎日続ける」ことを大切にしましょう。

体を動かすことに慣れてきて、「もっと動きたい!」と思えてきたら、徐々に運動の内容を変えていってみてください。

生活習慣を見直そう!

生活習慣を見直すイメージ

いくら食事を工夫して、運動する習慣を身に付けても、生活習慣が乱れていてはダイエットは成功しません。

ダイエットを成功させるには、生活習慣を見直すことも重要です。

1.間食は適度に

「間食はダイエットの敵!」「間食したら太る!」と思っている人は決して少なくありません。

しかし、間食も上手に摂れば、ダイエットの味方になってくれます。

間食をする際は量と食べるものに気を付けましょう。

食べ過ぎにはくれぐれも用心してください。

また、食べるものもスナック菓子やケーキなどではなく、新鮮な果物や少しのナッツ類にすると、体に必要な栄養が補えるだけでなく、摂取カロリーも抑えることができます。

2.睡眠不足に注意!

夜更かしが習慣になっている人は、睡眠不足に注意しましょう。

睡眠不足になると、満腹感を司るホルモン「レプチン」が減って、空腹感を司るホルモン「グレリン」の分泌が増えてしまいます。

すると、自分では気付かないうちに食べ過ぎてカロリーオーバーになってしまうので、睡眠時間はしっかりと確保するようにしましょう。

3.食事は1日3食、規則正しく食べる

「朝は食欲が無くて食べる気が起きない……」「お昼は忙しいからいつも食べない」と1日2食で過ごしていたりしませんか?

あるいは、遅い時間に夕食を食べたりしていませんか?

食事を抜いたり、遅い時間に夕食を食べたりすると体のリズムが崩れ、内臓脂肪が付きやすくなります。

普段から食事は1日3食、決まった時間に食べるようにしましょう。

ダイエットに近道無し!

「よし痩せよう!」と思ってあっという間に痩せられたら、こんなに良いことはありませんよね。

しかし、時間をかけて太った分、痩せるにも時間がかかるのが人間です。

ダイエットに近道はありません。毎日の積み重ねが「結果」となって現れます。

まずは食事と運動習慣を見直しましょう。

そして、今回ご紹介したような「無理なくできること」から取り組んで、健康的なダイエットを行っていきましょう。

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